スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「日本の曖昧力」 呉 善花著

日本人はあいまいで主張がはっきりしないという意見がある。
僕はもちろんこれについては否定はしない。
日本の政治家についてはもっと強いリーダーシップを持った人が
首相になって欲しいとの意見も耳にする。

しかし僕の意見は日本人はあいまいでいいと、いつ頃からか分からないが
漠然と考えていた。そして今日、本屋に行き僕のアンテナに引っかかった本がある。
それは「日本の曖昧力」 呉 善花著 である。
この本に書いてあることは普段僕が考えていることと一致する点がかなり多い。
中にはまったく知らなかったこともたくさんあるが。
そしてこの本は、韓国人が書いたことでいっそう価値があると僕は考える。

もちろん全部は抜粋できませんが、文を簡略化して紹介したいと思います。

「日本人の美意識は世界でも特異の形をとっている。欧米、中国、朝鮮半島は
どんな生き方が正しいかという倫理観、道徳観が生き方の模範。日本ではどんな
生き方(死に方)が美しいかいう美醜の観念が生き方の模範となる。だから日本人に
とって人から悪人と思われるよりも、卑怯者とされるほうが辛いはず・・・」などと
書かれてます。
よく聞くのは「恥の文化」という言葉。昔から言い伝えられている言葉で
お天道様が見ているから・・・。これは日本人であれば普段使うかどうか別にして、
知っていることと思います。なのでひとけがない交差点でも信号無視する車はほとんど
ありません。

以前僕のブログで日本語という言語が、日本人の気質や文化を形成していると書いた
ことがあるような・・・。そしてこの著書のなかで、日本語はなぜ受身を多用するのか
とあります。
この本に出てくる例でいうと、「泥棒に入られた」というのは日本語独特の言い回し
らしいです。他の言語はほとんどが、「泥棒が入った」となるらしい。その他の例えで、
「女房に逃げられた」(日本語だけ)と「女房が逃げた」(日本語以外)とあるが、
「女房に逃げられた」という言い方は逃げた女房だけが悪いのではなく、そうさせた自分も
悪いとの自責の念が含まれている。
一方「女房が逃げた」のほうは奥さんが一方的に悪いと日本語では解釈する。繰り返しに
なるが、日本語以外の言語では「女房に逃げれらた」という言い方は存在しないらしい。

他にも抜粋したい文はたくさんあるが、これ以上書くと読む方も大変なのでこの辺にしておく。
なぜ戦後日本が国土も資源もないのに、世界2位の経済大国になったかのかというと、
それは日本人の持っている気質がそうさせたと思う。そして世界は日本の文化を羨望の目
で見ている。しかしこの日本人の気質というのは10年、20年でできたものではなく、
2000年以上の長い年月をかけて形作られたものであるので、他の国が日本のようになろうと
しても難しいことが分かる。
そして今後日本が世界を文化で引っ張っていく時代がくると思う。そうなったときにも
日本人は謙虚に、黙して語らずをやっていけばいいと思う。
これからの時代は「自己主張」するんではなく、「お互い察する」ということが大事に
なってくるんではないかと思う。

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

春の陽射し

Author:春の陽射し
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
ベルーナ
フリーエリア
カラーミーショップ プロ
★【 Color Me Shop! pro 】ならオールインワン★
高機能テンプレートで即日ショップオーナーに!!
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。